ハンガーノックを起こす身体と起こしにくい身体

レベルの高い糖質制限を継続することにより、ケトン体代謝経路が活性化するというのだが、まだ疑問が残っている。有酸素運動の効果は糖質と脂質を1:1で燃焼することであったはず。有酸素運動の時の脂質燃焼というものは、ケトン体代謝経路の活性化と同じものなのか別物なのかという疑問だ。調べてみるとどうやら同じものであるらしい。ケトン体も乳酸と同様にミトコンドリアで燃焼される。つまりケトン体の燃焼経路は誰でも持っていて一部の人間だけが持つ特殊な機能ではないのだ。しかし、有酸素運動で使われるこの回路を、何故わざわざ強度の糖質制限により活性化させる必要があるのだろうか。

この違いは身体がハンガーノックになるかならないかで説明できると思われる。通常の体質の人(ブドウ糖システムが活性化している人)はグリコーゲンが枯渇した時点でケトン体も使えずハンガーノックに陥る。一方、ケトジェニックダイエットをした人(ケトン体システムが活性化している人)はケトン体をエネルギー源にし続けることが出来る。さらには筋肉中のグリコーゲンを温存できる。これはアスリートこそ獲得したい体質であろう。

投稿者:

猪男

丹沢に生息する猪男のブログ

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