自転車走行レーンとしての側溝

交通法では自転車は車道通行が原則とはいうものの、日本の道路は兎にも角にも車最優先に作られていて、自転車がまともに走れる状況にはない。

車に十分なスペースがある時でこそ側溝との間に自転車走行スペースが確保されるが、交差点の手前で二車線になったり、道幅が狭くなるとたちまちそのスペースは消滅し、自転車は側溝に追いやられる。

しかしながら、側溝は、幅が狭い上に、凸凹で砂石が蓄積していたりする。その上、グレーチングがある。グレーチングにタイヤがはまったら転倒は必至だ。時には駐車禁止のロードコーンが置いてあったりする。

さらには、道路と側溝の間に段差のあることが多く、たとえその段差が数ミリであっても、細いタイヤのロードバイクにとっては転倒の原因となる。運が悪ければ、車に牽かれる。

このような状況の中で、側溝と道路の間を行ったり来たりして走るだけでも、高い走行技術が必要なことは容易に想像出来るだろう。

道幅の広い一部道路に自転車専用レーンが作れることはあっても、これは根本的解決ではない。全ての道路に自転車走行スペースが確保されていなければ意味は無い。

考えてみると、交差点の手前で、自転車走行スペースが無くなった場合でも、側溝だけは一定の幅を維持して無くなることはない。

どんな道路でも端には必ず側溝がある。この側溝が自転車にとって走りやすいものになれば、状況は大きく改善されると思う。

自転車がその上を走行することを前提とした側溝。

そんな側溝への付け替えが広まって欲しいものだ。

投稿者:

猪男

丹沢に生息する猪男のブログ

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